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45STONES/斉藤和義 [music]

45 STONES

45 STONES

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2011/10/19
  • メディア: CD

出たのはちょっと前。最近の斉藤和義は、メッセージ性が強くなっている気がします。
このアルバムの製作中、震災や原発事故などが起こり、その傾向はさらに強まったのではないでしょうか。
反体制、反社会的な歌詞が苦手という人は多いですが、歌声とメロディーが見事に調和。
今年聴いたアルバムの中で一番良かったかも。

特にアルバム後半がいいですね。
「僕と彼女とロックンロール」というノリのいい曲に続いて、
「雨宿り」という超くら~い曲。そのギャップや歌詞の世界は井上陽水のようでした。
もちろん、どちらもいい曲です。

次の「おとな」という曲も好き。
歌詞がキュンとします。
反体制ソングもいいけど、これぞ斉藤和義という王道ソングでした。

一番好きなのはDISK2に入っている「満男、飛ぶ」。
満男という主人公の青春時代を歌っています。
これまたキュンキュンします。
男ならみんな歌詞に共感するかも。メロディーも最高です。
YouTubeにあったので貼っておきます(写真は気にしないでください)。



新曲の「やさしくなりたい」もいいですね。
PVはまたしてもビートルズ風。しかも、武道館バージョン!
ちなみにこの曲、「45STONES」に収録されていません。
次のアルバムが、早くも待ちきれなくなっています。


WILD LIFE 宇多田ヒカル [music]

以下、「お前が言うな!」というツッコミを承知で書かせていただきます。

NHKで宇多田ヒカルの特番を観ていたら、2つの進化に驚かされた。
1つ目は歌唱力。
デビュー当時、TV番組で歌う姿を見て「声量ないなぁ」と思ったものだ。
典型的なCDアーティスト。その印象はごく最近まで残っていました。

しかし、年末に行われた休養前最後のライブは良かった。
プロの歌手として申し分のない声量になっていたのだ(当たり前なんだけど)。
彼女なりに努力したんでしょうね。それでちょっと感動した。

2つ目はルックス。
デビュー当時、TV番組を観て「アレ?」と思ったのは僕だけじゃないだろう。
CDジャケットとのギャップにガッカリさせられたものだ。

しかし、年末のライブでの彼女は普通にカワイイ。
有名人マジックなのでしょうか。10代の頃より、明らかに今のほうがいい!
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そんなわけでライブの模様が商品化されたので早速視聴。
ベスト版ともいえる内容で、そんな好きじゃない人でも楽しめる。
曲調的に盛り上がるようなライブにはなりませんが、大人の魅力を増した彼女のステージには円熟味も感じられたわけです(ライブ経験浅いけど)。
以下がセットリスト。
ジョン・レノンの命日だったので、アンコールでジョンの曲をギターで弾き語りしていました。

Goodbye Happiness
traveling
テイク 5
Prisoner Of Love
COLORS
Letters
Hymne a l'amour ~愛のアンセム~
SAKURAドロップス
Eclipse
Passion
BLUE
Show Me Love ( Not A Dream )
Stay Gold
ぼくはくま
Automatic
First Love
Flavor Of Life - Ballad Version -
Beautiful World

虹色バス

-Encore-
Across The Universe
Can't Wait 'Til Christmas
time will tell

休養前、発表したのはいい曲ばかり。
おまけにライブでの見事なパフォーマンス。
休んでしまうのが本当にもったいない。
でも、惜しまれながら引いていくのが歌手の理想像なんでしょうね。

WILD LIFE[Blu-ray]

WILD LIFE[Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN
  • メディア: Blu-ray


AIR JAM 2011開催! [music]

ついに、ついにAIR JAMの開催とハイスタの復活が発表されましたね。
開催は9月18日、千葉マリン。チャリティーイベントをかねての開催となりそうです。
東北で起こったこと、何ができるかを考えたら、バント間の問題なんてちっぽけなもの。
まとまらなかったBOOWYとはえらい違いです。

といっても、AIR JAMのよさは映像で知っているんだけど、生で観たことがない。
最後となった2000年のときは、誘われたけど仕事で行けなかったんだよね。
絶賛&感動のレポートを聞くたびに、激しく後悔したのを思い出す。

当然、今年は行くでしょう!
イガラシくん、コバヤシさん、そしてみんな~。
この日は空けておこうね。



STAY GOLD聴きて~

怒り [music]

「怒り」ってすごいパワーを秘めていると思います。
怒っているからこそ起こす行動もあるし、それを栄養にする人もいる。
ただ、たまに間違った方向に使ってしまう人もいるということ。

歌手の長渕剛が初めて震災についてコメントを出した。
その言葉は、すべてを一瞬で奪い去った自然への怒りで満ちている。
僕の知る限り、このような形でコメントを出したのは長渕だけではないだろうか。

この怒りはきっと復興に向けたパワーとなる。
日本語はやはり言霊だ。
最近は嫌いだったけど、いいこと言ってくれました。
以下が全文です。

「復興」

憎い
憎い
私は 自然が憎い
憎い 憎い 私は 海が憎い
たわむれ 優しく 大きく 父のような海だったのに
恐くて憎くて たまらない 許せない 絶対に許さない
こんなに あなたを 愛して 生きてきたのに
なぜ 海よ あなたは 私たちを壊す?
なぜ 何もかも奪い去る?
なぜ こんなにひどい事をする?
私たちが 何をした?
私たちの営みは
先人たちの教えを守り
繁栄に あぐらなど かかず
せっせせっせと汗水唾らし
大地と海に敬礼し漁に出た 畑も耕した
陽が沈む水平線に しあわせの涙を少しだけ流し
ささやかな営みに 家族と笑い
白き鳥のさえずりを追いかけ
嘘をつかずに懸命に生きてきた
なのに海よ なぜにあなたは私から全てを奪った?
私たちが狂ったのか 全て悪いのは私たちなのか
いいや! ちがう! 決してちがう! 私は言おう
地球よ 貴様が狂っている あなたが 狂っている
あなたに わかるか?
あなたに私の想いがわかるか?
小高い丘の上から
ただそれを見つめることしかできなかった無力な私の想いを
私たちの親が… 友人が… そして
愛する我が子が…
犬の太郎も家も机も写真も何もかも
貴様が犯した濁流に飲み込まれた
私は… 私には…
そんな私の想いに海よ あなたは何と答えてくれるのですか
海よ 貴様は どう答えてくれる?
どう答えるかと聞いているんだ!
そうやって ただ黙り
何もなかったように今日もおだやかをよそおっている
はっきり言おう
いいか 海よ
私たちは貴様から決して逃げはしない
私たちは連帯という武器を今 首にかけ
静まりかえった貴様のふところへ
壊れた船であろうとも さらに両の手で漕いで生く

私たち人間の力をみくびると
ただではおかない
そして さらに
私たちは強固な絆を結び
まもなく立ち上がる
そして叫ぶ
家族を返せ!
友を返せ!
家を返せ!
ふるさとを返せ!
犠牲になった命の破片を
高らかな怒りの帆に吹き付け
今 狩りに出かける
自然よ 海よ 大地よ 空よ
覚えておくがいい
俺たち漁師は 貴様が思っているほど弱くはない
私たち農夫は 貴様が思っているほど軟ではない
屈強な精神と肉体に
まもなく「覚悟」を宿らせる
そして怒る わめく 叫びちらすのだ
『生きる覚悟があるのだ!』と
一国心中などなるものか!
今こそ このむごたらしい現実を直視したからには 瞳をそらさず
ゆっくり立ちのぼってくる生き物の息吹に手を打ちならそう
どんなにささやかでもいい
勇気ある小さな者たちを どんどんグングンたたえるのだ
共に拳が上がったら 一目散に駆け上がれ
生存せよ!の方向へ駆け上がり
立ち向かうのだ
たとえ それが自然という憎き相手でも
私たちは決してひるまない
憎くても
怖くても
許せなくても
それでも
私たちは あの場所を
この国を
愛してやまないのだから

音楽家 長渕 剛


ボウイ結成30周年 [music]

今年はBOOWYが結成されてから、30周年なんだそうです。
先日、WOWOWで布袋の武道館ライブを放送していて、その内容は記念すべき年にBOOWY、COMPLEX、ソロワークスの曲を演奏するというもの。
「結局BOOWY演りたかったんじゃん」と思い、嬉しくなりました。
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BOOWYや布袋は10代、20代前半の頃にハマっていました。
ライブは何回も行った。けど、布袋が残念な事件を起こすたびに、心が離れていったわけです。
しかし、今回のライブは特別編。濃厚な内容でした。

2月に行われたこのライブのセットリストをコピペしてみました。
BOOWY、COMPLEX、ソロの順に演奏しています。
ソロは全詩英語だったファーストソロアルバムを演奏。
ソロのセカンド以降は5月のライブで演奏するらしいです。

01. TEENAGE EMOTION
02. LONDON GAME
03. BAD FEELING
04. DANCE CRAZE
05. INSTANT LOVE
06. BABY ACTION
07. RUNAWAY TRAIN
08. SUPER-CALIFRAGILISTIC-EXPIARI-DOCIOUS
09. CLOUDY HEART (audience only)

10. ROMANTICA
11. PROPAGANDA
12. CRASH COMPLEXION
13. NO MORE LIES
14. RAMBLING MAN
15. GOOD SAVAGE
16. DRAGON CRIME(East & West)
17. HALF MOON

18. deja-vu
19. LEGEND OF FUTURE
20. C'MON EVERYBODY
21. WAITING FOR YOU
22. MATERIALS
23. DANCING WITH THE MOONLIGHT
24. GLORIOUS DAYS

- encore 1 -
25. BE MY BABY
26. DREAMIN' (audience only)

- encore 2 -
27. GUITARHYTHM
28. LONELY★WILD (A cappella ver、with audience)

BOOWYはアルバムの曲が多くてツウ好み。
もともと氷室が歌っていただけに、布袋が歌うと新鮮に感じます。
「INSTANT LOVE」あたりはカッコいいですね、やっぱり。
しかし、布袋は「CLOUDY HEART」をすべて客に歌わせるという暴挙に出ていました(笑)

COMPLEX、ソロの楽曲も今聴くと、これまたカッコ良いです。
今回はドラムに中村達也、コーラスにJILL姉さんという豪華布陣。
失礼ながらJILLはシルエットで誰だかわかっちゃったな。
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やはりギタリストは長身だとサマになる。
中村達也が小さいのではなく、布袋がデカすぎるんだ、きっと。

MUSICMAN [music]

最近聴いているのが桑田佳祐の「MUSICMAN」。
ソロ名義のオリジナルはまだ4枚目なんですね。
2枚目の「孤独の太陽」は今でも大好きなアルバムですが、今回はそのアルバムに迫るほど深~い作品になっています。
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全17曲の大作。しかし1曲あたり3~4分と、とても聴きやすい。
DVDはクリップ集、インタビューの構成で60分収録。
初回版はブックレットまでついた豪華仕様となっています。

お決まりのエロから江ノ島が出てくる曲まで収録。
日本の未来を憂うような曲は「孤独の太陽」からの流れですね。
今回は55歳になった桑田が「死」や「人生」を歌った曲もいくつかあります。
どれもが病気になる前に詞を書き上げていたそうです。
病気をしたのはもちろんいいことではないけど、曲に重みが増した気がしますね。

僕のオススメは紅白でも歌った「それ行けベイビー!」。
エレキギターでの弾き語りという新しい試みの曲です。
ディランっぽいのかな。これはWOWOWバージョン。


「旅の途中は予期せぬことばかり」
「命をありがとね いろいろありがとね それでも明日も知らぬそぶりで」
これも病気がわかるかなり前に書いたそうです。
聴いていてちょっと泣けちゃうな。
この曲を聴いていてホントに桑田サンが生きていて良かったって思いました。

弾き語りといえば、これも聴いて欲しいな。
「希望の轍」
何度聴いてもジーンと来ます(YouTubeはアコギ)。
2007年横浜でのエレキ弾き語り映像はDVD化しているので、ぜひ観てちょ~。

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