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竜馬がゆく [本]

今年の冬から読みはじめた「竜馬がゆく」。
ようやく全巻読み終えたぜよ。
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文庫では全8巻の大作。
司馬遼太郎が坂本竜馬の名を広く知らしめた作品としても知られています。
司馬作品をちゃんと読むのは初めてでした。
想像と違ったのは、物語が常に進行するわけではないこと。

途中で司馬遼太郎の解説、推察などが織り交ぜられます。
時代背景を理解できない読者にとっては、ありがたい解説・推察でした。
また、取材に膨大な時間をかけていることも実感できます。

金や名誉を欲せず、日本のためのみに行動を起こした竜馬。
そこが西郷、桂といった幕末の志士たちと決定的に違うところでした。
ほとんどの人間が「今」しか見ていないのに比べ、竜馬は常に「未来」を見据えている。
現代の坂本竜馬出現が望まれるのは、そんな政治家がいなくなってしまったからでしょうね。

大河のときもそうでしたが、この本を読むと一時的に土佐弁になります。
内野聖陽ほどオーバーではありませんが^^
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DEBDYLAN

僕もたまにはこういうしっかりした文章読んでみようかな。
最近は本も音楽関係ばかりで^^;

by DEBDYLAN (2012-05-15 23:27) 

shige

>DEBDYLANさん

歴史の勉強にもなるし、読んでよかったです。
これだけ長いと達成感もあります。
読む前に気合を入れないとですけどね^^
by shige (2012-05-16 22:29) 

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