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愛方と新潟 エピソードⅡ~宴 [報告]

家について彼女を両親に紹介。
挨拶が終わると「仏壇に行きなさい」ということで、死んだばあちゃんにも報告です。

さて、料理と酒の用意ができたところで宴がスタート。
印象的だったのは、父が終始ご機嫌だったことです。
まったく酒が飲めない母まで、コップ半分ぐらいは飲んでいました。

この日、父は「今日の酒はおいしいなあ」を連呼。
そう言ってもらえるとこっちも嬉しくなる。
そして父は「今日は二人のために『佐渡おけさ』を唄います!」。
少なくとも、佐渡おけさはウェディングソングではない(笑)

「♪ハァ~」と自慢の美声で唄い始める父。
まさか3番までフルコーラスで唄うとは思いませんでした。
母も笑っていたし、彼女も喜んでいた。
曲のチョイスはさておき、気持ちは伝わったみたいです。
(笑っちゃ悪いと思ったけど、あの場にいたら誰でも笑います)

すっかり酔いが回って上機嫌になった父。
最初は彼女を「さん」で呼んでいたのに、後半はすっかり「ちゃん」になっていました。
勢い余ったのか、いつもは呼び捨ての僕のことまで「しげちゃん」なんて呼んでるし。

彼女に対しては、紳士的にほとんど敬語で話していた父。
「ハイ」「そうです」といった具合に返事をしていたのですが、
僕が話しかけたときまで「ハイ、そうです」と返してきたのは笑ったな。

たしか22時過ぎに宴会はお開きに。
終始笑顔のいい顔合わせになったと思います。
さんざん喋って佐渡おけさまで唄った父。
最後にこのような金言を残してくれました。

「つまりね、人生っていうのは酒と歌なんですて」

強引にまとめたな~。
でも、この日の父を見ていると、その言葉も理解できるというもの。
彼女もそうですが、両親に喜んでもらえたのは息子としても嬉しい限りです。


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コメント 4

DEBDYLAN

>「つまりね、人生っていうのは酒と歌なんですて」

うわっ!!
この言葉いただいてイイっすか?
思いっきり心に響いちゃいました^^。

まだまだ帰省記事続くんだろうけど、
良い帰省になって良かった^^。

勝手に中締めっすw

by DEBDYLAN (2011-09-29 22:23) 

shige

>DEBDYLANさん

酒でいろいろ失敗している人なので重みがありました^^
もちろん、いつでも使ってください。
うちの父は爆笑されていましたけど。

今回は本当にいい帰省になりました。
最終回はあまり書くことがありません^^
by shige (2011-09-30 01:21) 

madaraneko

そして結婚式でも酔っ払い、上機嫌で「佐渡おけさ」を歌うお父さんの姿が。
呆れながら介抱するとおばあちゃんの遺影が出てくるという流れだな。
by madaraneko (2011-09-30 17:10) 

shige

>madaraくん

まるで五郎さんみたいだからなあ。
式に行く前に「行かない!」なんて言い出したりして^^
まあ、男親だからつぶれることはないだろうが、歌のは間違いないね。
by shige (2011-09-30 17:23) 

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